実家の片付け・自分でやる場合と業者に依頼する場合のポイント

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実家の片付け・自分でやる場合と業者に依頼する場合のポイント

実家の片付けでお悩みではありませんか?とはいえ「実家の片付け」とひとことで言っても、その状況はさまざまでしょう。ご高齢のお母様又はお父様がお一人でお住まいということも少なくないでしょうし、もうすでに実家にどなたも住んでいない場合もあるかもしれません。人が住んでいると、様々な荷物が増えますから、片付けも大変です。また賃貸での遺品整理の場合は時間的にタイトな場合も多いでしょう。

今回は「実家の荷物が気になっていたけれど・・・」とお悩みの方の参考となるよう筆者の実体験も踏まえ解説しますのでぜひ、ご一読いただけたらと思います。

散らかった部屋

実家の片付け:(親と一緒に)自分で片付ける場合

「捨てたらいいのに」は禁句。片付け作業の前に注意すること

実家に帰省した折に「物が多すぎて足の踏み場もない」「どうしてこんな物まで取っておくの」「どうせ使わないんだから捨てたらいいのに」などと感じた方も多いのではないでしょうか。物を簡単に捨てないという高齢の親世代の価値観や年を取ることによる判断能力の衰えなど原因はいろいろと考えられるのですが、「捨てたらいいのに」という一言で喧嘩になったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

いる、いらないの判断はやはり、その家に住んでいる親の意見が尊重されるべきで子供側の一方的な命令口調では無駄な軋轢を生むだけです。「捨てたらいいのに」は禁句、注意したいところです。

片付けの提案は親の気持ちに寄り添いながら

かく言う私も不用意なひと言から喧嘩となった一人です。実家を離れ遠方で仕事や自分の家族のことなど忙しい毎日を過ごしていると親とのコミュニケーションが不足しがちです。そこで月に一回は様子伺いの電話を自分に課し、話し合える関係をもう一度作ることから始めました。(このあたり女性なら頻繁に母親と連絡を取り合っていたりとすでに良い関係を築いている方もおられるでしょうが、、)

そして、数カ月後、片付けの提案は帰省した際に軽い話題から切り出しました。
うず高く積まれたキッチン周りや寝室のタンスを見ながら地震・災害の時、危ないよねといった話題です。すると両親も少し物を整理したほうが良いかも、背の高い家具は処分しようというようにトントン拍子に話が進み、片付けを行う事になったのです。元々、災害に対しての問題意識があったことと普段からの関係づくりも功を奏したのだと感じました。

片付け作業の流れ

片付けの手順は次の通りです。

作業としては上2つですが、とにかく大変なのが1)の仕分け作業です。
さらにせっかく片付けたのにまた物が増えては意味がありませんから、そのための心構え3)を両親と話し合い、決めました。(とはいえ、また増えるかもしれませんが、それはそれでその時対応しようと思っています。)

実家の片付け最大の難関「仕分け作業」

まず着手するのが捨てるものと残すものに仕分ける作業ですが、そもそも仕分けがきちんとできていれば片付け問題は起きていません。整理作業は不用品を判断し、捨てようと決断することで、これを連続してスピーディーにこなしていく必要があります。ただ、この作業は高齢になると非常に大変な作業なのだと感じました。1軒まるごと片付けるとなると途方に暮れてしまいます。そこで片付ける場所の優先順位をつけ、今回は寝室のみの作業としました。

片付ける場所の優先順位をつけましょう。
判断能力がいるのが仕分け作業です。いきなり実家まるごと整理することを目標に掲げてしまうと途中で挫折する可能性が高くなります。そこで今回は倒れると危険なキッチンのこの戸棚だけとか、リビングのこの本棚だけというように小さな目標から始めてみましょう。

寝ているときに地震が来たらという危機意識もあり、今回は頑張って寝室一部屋片付けることにしました。背の高いタンスは捨てるつもりでまずそこから整理作業を始めました。
細かい仕分けは次の表のようにしました。

財産 お金や銀行の通帳・生命保険・損害保険・有価証券・貴金属など
宝物 アルバムや賞状、その他の思い出の品
生活必需品 普段着、礼服、よそ行きの服、メガネなど
判断保留 その場では捨てる決断ができなかったもの
不用品 今回捨てるもの

「判断保留」に分けられる物が多くなるかもしれませんが、今回はそれで良しとしましょう。何度も書きますが、捨てるという決断は非常にエネルギーのいる作業です。ですからあまり無理をせず、迷うようであれば一旦保留にするくらいの適当さで進めていきましょう。(長期戦になる整理作業ですから、無理をせず、家族仲良く進めていきたいですね!)

不用品処分は買取業者に依頼

お盆の帰省を使い2日かけてようやく仕分け作業が終わりました。
背の高いタンスは捨て、腰の高さのタンスに新調する予定です。不要となった家具や着物類はリサイクル業者に引き取りを依頼し、数点は引き取っていただくことができました。
不用品とは言え、それが少しでもお金になり誰かの役に立つのだと思えば両親も気持ちの決着をつけやすいのではないかと感じました。

生前整理の必要性
最近ブームともなっている「断捨離(だんしゃり)」や「終活(しゅうかつ)」。まだご本人が元気な間に、生前整理をしてしまう方法です。「死」に対してネガティブなイメージを持っている方も多いため(私もその一人ですが)家族で話す機会は少ないのではないでしょうか。必ず来るその日を前にご本人が伝えておきたいことを整理しておくことは本人はもちろん残される家族にとっても意味があることのように片付け作業をしながら感じました。

生前整理について詳しくはこちらの記事
生前整理・老前整理って何から手をつければいいの?

不用品を買い溜めないために

結論からお話すると両親と交わした不用品を買い溜めない為の約束(約束といっても行動を拘束するような話ではありませんが)は全く不要でした。
すっきりと片付いた部屋は誰が見ても気持ちが良いもので、この状態を維持しようと自分から行動が変わるのだと感じています。具体的に言うと、安いからとりあえず買うとか、無料だからとりあえずもらうという行動をしなくなり、本当に必要か?を買う前にしっかりと考えるようになるのではないかと思います。

片付け作業のまとめとその後

親と一緒に実家の片付けを行う場合、まずあまり出しゃばらない方がよいでしょう。あくまで決定権は親にあり、片付け作業も提案という形を取りたいものです。
また、いざ片付けとなっても、捨てる/捨てないも親が決めるべきでしょう。子供側が決めてしまっては後々禍根を残す可能性も考えられるので避けた方がよいです。仕分け作業は一つひとつの物に対して気持ちの決着をつけながらの作業となるため、できればまとまった休みに行いましょう。あまり時間が取れなければ今回片付ける場所を思い切って限定し作業するようにしましょう。

最後に私の実家のその後ですが、片付け作業は未だに継続中です。盆正月、GW休暇等を利用して帰省した際、少しずつ進めています。両親は前回の寝室の片付け後、買い物に対してよく吟味して買うようになっているようです。さらに自分たちでも少しずつ整理作業を進めていたようで暮れの帰省の際、すっきりとしたリビングを見ることができたのは嬉しい驚きでした。

実家の片付け:業者に依頼する場合

業者にすべてを委ねない

片付け作業はご自身でやる場合でも、業者に依頼する場合でも行う作業は変わりません。

大きく分けて2つです。
この内、1)仕分け作業をどれだけ丁寧に行ってもらえるかが片付け(遺品整理・生前整理)業者の良し悪しと言っても間違いではないでしょう。なぜなら捨てる/捨てないの判断の決定権は依頼者にあり、依頼者に寄り添い一点一点仕分けていくことは根気と時間のかかる作業であり、ないがしろにされやすい作業だからです。よって業者に依頼する場合でもすべての作業を業者任せにするのではなく、依頼者が主導権を握った上で部分的な作業をお願いするという利用の仕方が良いでしょう。

業者の作業内容・範囲を決めて依頼しましょう

とりあえず片付けてほしいでは依頼される方も困ってしまい、見積もりも高くならざるを得ないでしょう。キッチン、洗面所、お風呂、トイレの片付けといったように依頼する場所を明確にし、仕分け作業は基本的に不用品として捨てる、但し写真やアルバム等が仮に出てきた場合は依頼者の判断を仰ぐ、というように依頼時にルールを明確にしておくことが重要です。

 

さらに業者に依頼する前に次のことを事前に行いましょう。
・現金、カード類、通帳・印鑑、年金手帳、ブランド品、貴金属などは先に移動させておく。
・アルバムや思い出の品など処分されては困るものを先に移動させておく。
・処分してほしくないが移動させることができないものはチェックシートを作り、業者に通知しておく。

 

業者に依頼すると「断捨離」はしたいが捨てる決断ができないという場合など思い入れがない分、気持ちいい程、整理作業が進みます。このように業者を使う利点をよく考えた上で賢く依頼したいものです。

遺品整理を依頼する場合の確認ポイント

賃貸や遠方に住んでいるため時間的にタイトな遺品整理を依頼することもあるでしょう。
この場合でも基本はどれだけ丁寧に仕分け作業をしてもらえるかが業者選びの判断基準となるでしょう。見積もり依頼時にしっかり確認したいところです。

例えば、
・故人がいつもつけていた指輪が見当たらないので仕分け作業中に探してほしい。
・写真や賞状、故人の趣味の品が出てくれば残しておいてほしい。
・読書家であった為、大量に残された本の中で故人が書き付けした本は残しておいてほしい。

など、依頼者の要望をしっかりと汲み取ってくれる業者に依頼したいものです。

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